一般社団法人日本うつ病サポート協会は、辛い思いで悩む方が一人でも減り、より多くの方がいきいきと生活できるように、うつ病や心の落ち込みからの回復をサポートする活動とうつ病を予防する活動を行うため、2017年11月に発足しました。

さらに、2022年11月には、活動を全国に広げる第一歩として札幌支部を立ち上げ、より多くの加盟カウンセラーと共に活動しています。

うつ病サポート協会の取り組み

うつ病や心の落ち込みからの回復をサポートする活動

「心の回復」に特化したカウンセリング

当協会では「心の回復」に特化したカウンセリングを行なっています。カウンセリングというと「今の自分から変わりたい」「考え方を変えたい」と相談にいらっしゃる方も多いのですが、考え方を変えるためにも「心の余裕」がないと上手くいきません。そこで私たちは心の落ち込みを回復させるのはもちろん、自己成長の土台としても「心の回復」に重点を置いてカウンセリングに取り組んでいます。

お悩みを抱えている相談者さんご本人へのカウンセリングだけでなく、うつ病や不登校の家族を支えるパートナーや親御さんなどご家族の方へのサポートも重要であると考え、カウンセリングを行なっています。

カウンセラー養成

「心の回復」に特化したカウンセリングを実施できるカウンセラーを増やし、より多くの方をサポートするために、カウンセラー養成に力を入れています。カウンセリングの知識と技術を学ぶだけでなく、実際のカウンセリングを想定した実践演習を行い、実践力を身につける講座もありますので、開業した際にも不安を少なくカウンセリングを始めることができます。

カウンセラーサポート

相談者さんの気持ちを楽にする良いカウンセリングをするためには、カウンセラー自身にも「心の余裕」があることが大切です。私たちはただカウンセラーを育成して終わりではなく、その先でカウンセラーとして活動する際にも、継続して質の良いカウンセリングができるようにカウンセラー自身の困りごとについて実績のある他のカウンセラーに相談しやすいシステムや、カウンセリング技術を向上させるための勉強会を行なっています。

うつ病を予防する活動

メンタルヘルス研修

当協会ではうつ病を予防するために、うつ病についての知識を知ってもらう活動を行なっています。企業でのメンタルヘルス研修では、うつ病への理解を深める内容や、うつ病にならないためのコミュニケーションの取り方、うつ病で休職した方がいる職場のサポートなどを行なっています。

自分のために学ぶカウンセリングの知識講座

当協会の加盟カウンセリングルームでは、個人の方へ向けてカウンセリングの知識と技術を生活の中で活かしてご自身のストレスケアに役立てていただく講座を実施しています。うつ病は、一度かかると治るまでに苦労される方も多く、再発率も高いため、うつ病になる前にストレスを溜めすぎない知識と技術が大切になります。

加盟カウンセリングルームによって実施している講座が異なりますので、受講の際にはご確認をお願いいたします。

朝のこども食堂

当協会は、子どもたちの健やかな未来を支えるため、当別町の飲食店で朝食を提供する「朝のこども食堂」の開催をいたします。

このプロジェクトは、うつ病やメンタルの不調がある方々が家事に手が回らず、その子どもたちが適切な食事を受ける機会が減少しているということに着目し考案しています。

当協会が提供するカウンセリング事業の中で、相談者様ご本人だけでなくその家族、特に子どもたちに対しても支援の手を差し伸べる必要性を感じ、この朝のこども食堂の構想が生まれました。

「朝のこども食堂」では、当別町にある飲食店「オムライス弁当 おむおむ」にて開催いたします。
朝食(トーストや牛乳、サラダなどを予定)を無料で提供する予定です。このプロジェクトは、オムライス弁当 おむおむの売り上げと、鯛福(たいふく)から運営費の一部を捻出し、地域社会に貢献していく予定です。

朝のこども食堂は、子どもたちが安心して食事を楽しめる場を提供し、笑顔あふれる朝を創り、その結果メンタルヘルスの支援だけでなく、地域社会全体の健康を考える新たな試みです。
子どもたちが朝からしっかりと食事を摂り、元気に成長できるよう心を込めて運営してまいります。

提供する朝食イメージ

毎日おつかれさま!!ママ・パパ感謝Day♫

核家族化が進み、ワンオペ育児や男性が主体の育児なども増えてきている中で、産後うつや子育てのお悩みを抱える方もいらっしゃいます。その予防のためにも、0歳〜2歳のお子さまをもつ方(お父さん、お母さん、養育されている方)が少しほっとできる時間・場所を提供したいという思いから、喫茶店にてイベントを行っています。他の人を気にせずに子連れで来店できるよう環境を整えており、ケーキなどのお菓子と一緒にコーヒーで一息つきながら、他のパパやママとの交流をしたり、子ども同士の交流の場になったり、保育士の資格を持つカウンセラーに悩みを相談することもできます。こちらの活動も寄付も募集しておりますので、私たちの活動を応援していただけましたら幸いです。

全国に相談場所を広げる活動

10人に1人が一生涯のうちに一度はうつ病などの心の病になると言われていることから、現代はストレス社会とも言われ、年々カウンセリングの需要が高まっています。しかしながら、まだまだ安心して悩みを相談できる場所が足りていない状況です。日本うつ病サポート協会は、全国に相談場所を広げるため、全国各地の方を対象としたカウンセラー養成とカウンセラーサポートを行なっています。zoomでの講座や電話でのご相談など、札幌近郊にお住まいの方以外も気軽に参加できるよう対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

一般社団法人日本うつ病サポート協会

〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西7丁目 SAKURA-N3 2階